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ホピ 21-0317 スティーブ・ラランス作 『ウォーターウェーブ』トゥーファキャスト・リング 21号

¥38,500 税込

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ホピ族出身のスティーブ・ラランス(Steve Wikviya LaRance)氏の作品です。得意とするトゥーファキャスト製法で、ひとつひとつフリーハンドで作られています。

リング全体に施された模様は、水の流れや水面の波を表現しているのだそうです。年間降雨量が少ない乾燥した大地に住み続けるホピ・インディアンにとって、生きていく上で、また農作物を育てる為にも、水は非常に大切な物です。また、切れ目なく連続している模様は、永遠・永続製の象徴でもあるそうです。


【 トゥーファキャスト(Tufa Cast)製法とは・・・ 】

トゥーファと呼ばれる軽石を鋳型に用いたキャスト製法で、砂で鋳型を作るサンドキャスト(sand Cast)製法の発展型です / 軽石にデザインを彫って、溶かしたシルバーを流し込み作品を作ります。ジュエリーの表面に、軽石独特の気泡の凹凸感ある跡が残るのが特徴です。

軽石そのものが割れやすい上に、溶かした銀の熱で更にもろくなる為、同じ鋳型で2〜3個の作品を作るのが限界といわれています / それ故に手間がかかり、作り手も非常に少ない製法です。 / スティーブさんが使うトゥーファは、故チャールズ・ロロマ氏が使っていた物と同じ、ホピ・リザベーション内で採掘された物だそうです。


裏面には、「HOPI」、出身の母族を象徴する「サンフェイス」(Sunface、太陽の顔)、ホピ名である「Wikviya」がフリーハンドで刻まれています。


【 作者名 スティーブ・ラランス (Steve Wikviya LaRance) の略歴 】

1958年、アリゾナ州フェニックス生まれ / 父はフランス系のEd Laurence、母はホピ族「太陽」出身のRosella Albert / サードメサ、モエンコピ(Moenkipi、Moencopi、或いはMunqapi)の所属だった / ファーストネームを元々のフランス系「LaRance」に戻す / 父親がアメリカ軍に従事していた関係で、子供の頃はコロラド州、カリフォルニア州、グァム等に転居を繰り返していた / 12歳の頃、ホピ・リザベーションに戻り、カチーナドールの彫り方や弓矢の作り方等を習得する / 高校在学時から、絵画やアート全般への関心を深める / 大理石やブロンズ彫刻家として社会人のスタートを切る / 長男Nakotar(フープダンスの世界チャンピオン)が1989年に生まれた後、シルバージュエリー製作を始める / 程なくして、妻Marian Denipar-LaRanceとの共同製作を始める / セレモニー等でのインディアンドラムやフルート演奏、歌唱も精力的に行なう / 次女はシルク・ド・ソレイユのダンサー(2016年春現在) / 現在は、ニューメキシコ州Ohkay Owingeh(旧San Juan Pueblo)在住 / 来日歴もあり、大の親日家。好物は、キリンの一番搾りと味噌ラーメン


Sterling Silver(スターリング・シルバー 銀純度92.5%以上)を使用しています / 幅 13.6 x 厚さ 2.2 mm / サイズ 21号 / この作品はハンドメイドの為、現在庫1点のみです / ご覧になる画面の特性によっては、商品の色合いや明るさが若干異なって見える場合もございます。どうぞご了承下さい。

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